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2026/06/16 13:17
SAMASAMAで取り扱っている
再生プラスチックバッグ(通称:パサールバッグ)は、
インドネシアで広く親しまれている買い物バッグです。
“パサール”とはインドネシア語で市場を意味し、
その名の通り、現地では市場での買い物や日常の荷物運びに使われています。
丈夫で水にも強く、重い荷物を運ぶのにも適しているため、
レジ袋の代わりとして繰り返し長く使われています。
現在、インドネシアで製作されているパサールバッグの多くは、
再生プラスチック製のテープを使用して作られています。
インドネシアでは海洋プラスチックごみの削減が社会的な課題となっており、
廃プラスチックを資源として活用するアップサイクルの取り組みが各地で行われています。
パサールバッグもその取り組みの一つとして知られており、
分別・回収されたプラスチックを加工してテープ状の素材へと再生し、
それを職人が一つひとつ手作業で編み上げることで完成します。
私たちが現在取引しているのは、
インドネシア、ジャワ島にある家族経営の工房です。
2023年、コロナ禍が落ち着き久しぶりに訪れたインドネシア、バリ島で、
現地の人々が当たり前のようにパサールバッグを使っている姿に出会いました。
その実用性はもちろんですが、
何よりも心を惹かれたのはカラフルで自由な色使いでした。
持っているだけで気分が明るくなるような色合わせや、
日本ではなかなか見かけない大胆なデザインに魅力を感じ、
自分たちなりに工房を探し始めたことが現在の取り組みの始まりです。
工房とのやりとりの中で、
日本らしい配色やデザインをオーダーすることもありますが、
私たちが大切にしているのは、作り手の感性を尊重することです。
工房から提案される色鮮やかで自由なデザインを、
そのまま形にしてもらうことも少なくありません。
実際に店舗やオンラインショップでは、
そのようなインドネシアならではの色彩感覚やデザインが
お客様にも新鮮な魅力として受け入れられています。
私たち自身も工房の美的感覚に信頼を置いており、
日本市場に合わせることだけを目的とせず、
作り手ならではの感性や提案を大切にしながら商品づくりを行っています。
また、お客様からいただいた感想や反応を工房へ共有することも多くあります。
遠く離れた場所で作られたバッグが
沖縄や日本のお客様の日常で使われ、その喜びが再び作り手へ届く。
そんな交流も、私たちが大切にしていることの一つです。
フェアトレード認証などを取得しているわけではありませんが、
私たちは工房との取引において一度も値下げ交渉を行ったことがありません。
近年の物価上昇や原材料費の高騰による価格改定についても
受け入れながら取引を続けています。
工房の方々も地域の雇用を支える事業者であり、
私たちと同じようにお客様に喜んでいただくことを大切にしているパートナーです。
価格だけではなく、
お互いが持続的にものづくりを続けられる関係性を築くこと。
それがSAMASAMAの考える、ものづくりとの向き合い方です。
これからも作り手の想いや感性とともに、
日々の暮らしを少し楽しくしてくれる便利で心踊るような
カラフルなバッグをお届けしていきたいと思います。
SAMASAMA Okinawa